愛知県警との仕事
2022.02.6
10年振りでしょうか。
久しぶりに愛知県警さんとお仕事をする機会をいただきました。
前回は生活安全課の方々と取り組んだ「性犯罪防止啓発の絵本冊子」制作。
全三部作となり、現在は国の蔵書となっています。
今回はサイバー対策課の方々と「サイバー犯罪対策ポスター」制作でした。
デジタル化が進む現代において、ネットはなくてはならない存在になっています。
便利になった反面、ネットを中心とした犯罪や詐欺もどんどん増加してい流のです。
特に『フィッシング詐欺』と『偽ショッピングサイト』での被害が増加の一途を辿っています。
愛知県警の方と何度か打ち合わせをしましたが、
『市民の生活を守りたい』という想いはとても伝わってきますが、
それをうまく世間に伝えることができないという、もどかしさを抱えていました。
そこで提案したものが『まず、見てもらう事からのスタート』です。
いくら策を尽くしても、見てもらえなかったら1%も伝わりませんからね。
犯人目線の心理と、純粋無垢を演じる犯人の狡猾さをキャッチーにして、
ポスターとクリアファイルに描いてみました。
完成後はテレビ局や新聞社が取材に来てくださり、ポスターやクリアファイル、
警察官の想いも放送していただけました。(ぼくも少し映りました。笑)
政府主導の『サイバー犯罪防止キャンペーン月間』ということもあり、
大きく紹介していただけたと思います。
警察と仕事をする機会はなかなかありませんが、
ぼくは幸運にも江南警察署ともお仕事をさせていただいております。
おかげでフリーランスですが、怪しまれることもなく今日までやってきました。
昔も今も助かっています。
ありがとうございます。
絵本は子どもたちにとって身近であるように、
ぼくの作品そのものも身近であってほしいし、誰かのために描いていきたい。
そういった意味では、警察とのお仕事は直接街のためになります。
今回こういった機会をいただき、ありがとうございました。
さらに、子どもたちや地域のためになるような活動もしていきます。