絵本作りは色作り!
2023.09.14
こんにちは、えほん子です!
絵本作りにはいくつかの工程があるんですが、
その中で個性が出るのが「色」なんです!
例えば「赤」という色。
これは何色もありますし、画材によってもメーカーによっても違いがあります。
それに調合すれば自分だけの「赤」が作れます。
ながおさんの使う画材は主に「不透明水彩えのぐ」と「色鉛筆」。
選んだ理由は「子どもたちも知ってるものにしたい」からなんですって。
芸大にいた頃は油絵を専攻していたながおさんですが、
卒業後は一度も描いていません。
普通は使い慣れた画材を使う気がするんですけど。
でも油絵で描いてる絵本作家さんは実はあまりいないんですよね。
よく見るのはアクリルに水彩、色鉛筆とパステル。
コラージュもありますね!
どの作家さんも独自の世界観を持っているのでどれも素敵です!
最近はデジタルの作家さんも多くいらっしゃいますよね。
「自分の色や世界観は、時間をかけて磨くしかない」と
ながおさんは言います。
「文章にはコツがあるけど、絵にあるのは気づき。
これは人によって気づく時期はバラバラだから、描き続けて見つけるしかないんだ」
一つの色、塗りかた、画材の組み合わせ、どれをとっても
一朝一夕では見つからないものばかり!
本当に奥が深いですね!
絵も音楽も舞台芸術も同じなんだと、ながおさんは考えています!
それではここでクイズです!
ながおさんの絵の特徴はなんだと思いますか?
正解は「色彩」と「塗りかた」です!
鮮やかな色彩と筆跡の残らない塗り。
この二つがながおさんの絵をながおさんらしくしているんです!
でも最初からそうだったわけではありません。
今に至るまで、たくさんの試行錯誤があったんです!
だって初期の頃はモノクロのペン画を描いていたんですよ!
今の絵柄からすると信じられませんよねー
でもそうなんです。
細かいペン画だったんです。
この辺のお話もとても面白いので、またお話しますね!
作家さんの画風の変化や表現の仕方など、
じっくり見てみるといいですよ!
えほん子でした!