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覚王山のメルヘンハウス

2023.08.28

こんにちは、えほん子です!

みなさん、千種にあったメルヘンハウスをご存知ですか?

実は初代店主の三輪哲さんが開いた、
日本で初めての子どもの本専門店なんです!
今では絵本専門店や絵本を多く取り扱うお店が日本中にありますが、
その先駆けがメルヘンハウスなんです!
メルヘンハウスは日本の絵本の歴史に名を刻むようなとても素敵なお店です!
行ったことある方も多いのではないでしょうか?

メルヘンハウスは1973年にオープンしましたが、
絵本作家や出版社、書店に学校関係者、絵本を愛するたくさんの方々に
惜しまれつつ2018年に閉店してしまったんです。

そんなメルヘンハウスですが、2021年に覚王山で再オープンしました!
二代目店主は息子さんです!
ながおさんは絵本教室がある時、毎回絵本を10冊持っていくんですが、
いつも同じ絵本じゃよくないと言って、こまめに買うようにしています。
ながおさんが買う絵本の8割はメルヘンハウスなんです。

ながおさんとメルヘンハウスの出会いは、
絵本のラフを見てもらった事からでした!と言っても、
人見知りのながおさんはそんなに頻繁に見てもらったわけではなく、
2回か3回くらいです。
その頃は絵本作家を夢見ていましたが、生きることに精一杯の日々でした。
店主の三輪さんはとても優しく「また持ってきなさい」と言ってくれました。
それでもなかなかラフ画ができず、
何年もメルヘンハウスに行けない時期が続きました。

そしてようやく作家デビューした時、
メルヘンハウスで個展をさせてもらったのです!
三輪さんは、ながおさんのことを覚えていてくれました。
それがとても嬉しくてたまらなかった、とながおさんはよく言っていました。
それ以来ながおさんは三輪さんのことを尊敬し続けました。

でもデビュー後、なかなか作家として上手くいかない日々が続き、
応援してくれる三輪さんに応えられない自分を、
ながおさんはだんだん恥じるようになっていったんです。
メルヘンハウスと三輪さんは大好きだけど行きづらい。
行けるとしたら次に出版した時しかない!
そしてまたメルヘンハウスで個展がしたい!
そんな気持ちになっていたのです。

そんな時にメルヘンハウスが閉店し、
三輪さんと再会する機会もなく、三輪さんは天国へ旅立ってしまいました。
いい絵本を出版して、三輪さんに喜んでもらいたいという、
ながおさんの夢はもう叶うことはありません。

「絵本がわかってきたなぁ」

そう三輪さんに言われた事が、今でも嬉しくて心に残っているんだ。
今だったらなんで言ってくれるだろう。
ながおさんはよくそう思うそうです。
メルヘンハウスはながおさんにとっても特別なお店でした。
だからもう無くしたくない!
そんな思いでながおさんは、メルヘンハウスで絵本を買っています。
ながおさんなりの三輪さんへの恩返しかもしれません。

新しいメルヘンハウスは、昔と比べたら狭いですが、
きっとまた大きくなって、絵本も増えて、
子どもたちや地域の人たちに愛されるような店になると思います。
ながおさんも作家活動や講師、イベントなどを通じ、
絵本の魅力を伝える事で、メルヘンハウスの応援ができると信じています。
ハチドリのひとしずくかもしれませんが、
ながおさんはずっと続けて欲しいです!

皆さんも一度メルヘンハウスに行ってみて下さいね!

えほん子でした!

ながおたくまオフィシャルサイト